お昼は話題のフレンチトースト!夜は別の顔に。メニューブックでタイプを使い分ける神楽坂シマダカフェ。

『お散歩したい東京の街ランキング』に必ずと言って良いほど、選ばれる街、それが神楽坂です。

この人気を更に底上げしているのが、“神楽坂のパリ化”です。東京の“小さなPARIS” と呼ばれる程にパリの町並みを彷彿とさせる路地裏やカフェが数多く点在することから、日本らしさの中に新しさを楽しめるのが理由の一つでもあります。

 

情緒を色濃く残す見番横丁(けんばんよこちょう)にふと現れる近代的なビル。

こちらの3階にあるのが都内の女性に大人気のシマダカフェさんです。

 

仕込みに2日間かける絶品フレンチトースト

今までも数多くの媒体に取り上げられている「神楽坂フレンチトースト」は、ここだけでしか味わえない看板メニューです。その理由は仕込時間と手間にあります。

 

乾燥に1日・浸透に1日

パンをカットして自然乾燥させることから仕込みは始まります。その時間はおおよそ1日。その後、牛乳、卵、砂糖だけを原料に使った特製のアパレイユ(卵液)に漬け込むこと更に1日。余分な水分が抜けたパンは、アパレイユを全体にまでしっかりと吸収します。仕込みを終えたパンは、注文されから高温のオーブンで一気に焼き上げられます。

ここだけでしか味わえない、シマダカフェオリジナル、神楽坂フレンチトーストの完成です。ナイフを入れてみますと、外はカリッとしているのに中はトロ~ンとした理想的なフォルムが現れます。寧な仕込みが1口目で分かります。2口目からは6種類のトッピングを交互に組み合わせながらも食べれるので楽しみ方は尽きません。

 

カフェとバーの雰囲気を併せ持ったメニューブック

シマダカフェさんのメニューブックにもフレンチトーストにも負けないこだわりがあります。

お店の正式名称は「CaFE×BaR SHIMADA CAFE」とある様に、お昼でもアルコールのサービスを提供するバー業態の一面も持っています。カフェだけに限定したイメージを与えたくないというお店側の想いからイメージが偏らずハイブリッドなメニューブックを検討されこの一冊が生まれました。

アンティーク調のブラウンレザーは手に取るとしっくりとくる感触で内装の雰囲気にもシックに合うことから、カフェでもバーでも遜色のないシマダカフェオリジナルのメニューブックとなります。

 

最後に

商品よりもまず先に見て触れられるのがメニューブックです。その時の気分に向きあうことで、お客さんの一番頼みたい商品をエスコートするのがメニューの大きな役割なのです。メニューブックは使っていくごとに、お客さんにもお店にも馴染んでいくものだと感じました。フレンチトーストもお店もじっくり仕込んだ分だけ味を増す。深まる秋にもぴったりな、シマダカフェさんでした。

 

このブラウンレザーのメニューブックは、高品質オリジナルメニューブック「メニューの力」から特注でお求めいただけます。

 

 

■取材協力店舗
SHIMADA CAFE
住所:東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂3丁目テラス3階
電話:03-6265-3924
営業時間:12:00〜23:00(日祝21:00)
定休日:月曜日(祝日営業、翌平日休)