
3月に入って春めいた日が続くかと思えば、真冬に逆戻りと手放しの暖かさにはもう少しということでしょうか。
そんな春の入り口に新しいお店が大阪はJR塚本駅に誕生したということで、早速取材に行ってきました。
『黄色と黒のド派手な看板だからすぐ分かるよ。』情報提供者からは特徴を聞いていたものの、肝心の場所を知らされぬまま飛び出してしまいました。いつものことなんですが。
でもすぐ分るやつ。
黄色と黒は勇気の印!間違いありません、ここです。
近くで見るとこれまたド派手です!
突然ですが、今回の取材をし終えまして、短い時間の中でも非常に多くの新しいものに出会えました。そのためいつもり写真多め、口数は少なめで気付いたことをお伝えいたします。
それでは店頭から!
ファイル名:人を一瞬でハッピーな気持ちにさせる看板
素通りできず引き返し効果が見込める看板
夢か現か...HAPPY TIMEは何杯でも50円
店頭の予習はこの看板があればバッチリ!
遠くで見たときは和風でも近くで見るとアメリカン
店内へ!お待ちかねのドリンク&フード
香るエールが190円は本当だった!!!
メニューはコンパクトに
店頭で予習した豚バラは30cm. 立てると思わぬ注目を浴びます
店頭で予習した手羽(明太・餃子)はプリプリッとしてジューシー
なみなみdeもっともっと♪ 泡もあるんですね
板そばが乗る板は特注仕様 with 上喜元
内装が実にオモシロイ!
手書きの木札に朱色がいい味だしてます
と思いきや店の店の真ん中ではいきなりDANGER!!ここは焼き場が見える特等席
酒瓶ケースも考え方では大黒柱に
調理風景がどこからも一望できるのも大衆の醍醐味!
アメリカの大衆ってどこかオシャレ
DIYで欄間とプレートがまさかの融合 → IKIDANE!
DIYでトイレだってこの通り
遠くで見るのと、
近くで見るのと、
お店の入り口と中間と奥とでも、
見る場所によって異なる大衆に触れられるのがこのお店の魅力かもしれません。
『ここの居心地はちょうど良くないですか?』そう話されるのは和洋折衷の内装を手掛けられた営業部長の峯山さんです。ちょっと前までは「オシャレ」=「居心地」としてしまう傾向が店側にもあったと話されます。 『居心地はまず始めに美味しい料理とお酒あることが大前提。』だとも補足してもらえました。最初から形ありきというわけではなく、来店されたお客さんがどうしたら喜んでもらえるのかというホスピルの精神が強く感じられました。ただ受身ではなく、与える内装を心がけたという言葉にもあるように、前衛的なデザインや小物使いは大人の遊び心をくすぐります。
受け止め方もイロイロでいいんだと思います。今日が初めての来店だった訳ですが、私なりの居心地を見つけれました。隣の席から『シモシモ~』って聞こえてきそうな、80年代全快のアメリカンミュージックも個人的にはツボでした。みなさんも “居心地” 見つけてみてはいかがでしょうか?
![]() 1979年12月12生。新潟県出身。メニューデザイン研究所メディアの専属ライター。80年代のポップカルチャーがたまらなく好きです。食べることと、飲食店さんをこよなく愛する山崎が執筆させて頂きました。 |